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■プロフィール

すずよし

Author:すずよし
自宅編集下請け人のすずよしです。

外出するときは着物に着替えます。

岩手出身、札幌在住。

着物にまつわる文章、俳句、歌、耳にした言葉などを
切り抜いて貼っていきます。

シリーズ「着物とわたし」も企画中。

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『ガザの美容室』と道庁前抗議
8月3日。
晴れ時々曇り。
涼しく、過ごしやすい。

午後、きものに着替えて町へ。
ディノスシネマで『ガザの美容室』を観る。

イスラエルによって孤立させられているパレスティナ自治区ガザの美容室が舞台。
女性客たちの会話によってガザの現実が、
とりわけ女たちが置かれている立場が見えてくるという仕掛け。
女性は外に出るときは髪をスカーフで隠さないといけないけれども、
同時に、店内に男性が入ることはできない。
ガザの女性は二重の意味で閉じ込められていることがわかる(まずイスラエルから、そして男性から)。

やがて表通りで戦闘が始まり、
女性たちは(象徴的な意味でなく)肉体的にも店内に閉じ込められる。
そんな状況のなかで脱毛(ワックスでべりっと…かなり痛そう)を続け、
髪を染め、
マニキュアをほどこし(美容師の手が爆撃の恐怖で震えている)、
真っ赤な口紅を塗る女たちを見ているうちに、
ああ、美容院って世界のどんな場所でも昔からアジール(避難所、聖域)だったのだと思い当たる。
粧うことは生きること。
なぜだか唐突に、自分も、どんなことがあってもきものを着続けよう…という気持ちがお湯のように湧いてきて驚く。

終了後、歩いて北海道庁前へ。
久しぶりに脱原発スタンディングに参加する。
顔見知りの親子連れのお母さまがこっちの和装をほめてくださり、
「これ、帯に」と、彼女が手に持っていたラベンダーを帯どめ風に差し入れてくれる。
あら、うれしい。

インド人のラトゥールさんがこっちのスタンディング姿(きものに「NO NUKES」のプラカード)をスマホで撮って
「これ、ワタシのフェイスブックにアップしていいですか?」とおっしゃる。
もちろんOK。
この姿がインド人ネットワークの中をかけめぐるのかと思うと笑える。

◆小千谷縮(うすみどり)
◆名古屋帯(羅。民芸調)
◆帯締め(レース。青紫)
◆帯揚げ(きねや。苔色に白い千鳥)




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ラベンダーの帯留め🎆


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私的メモ | 16:49:24 | コメント(0)
『ハン・ソロ』と種子法
7月31日。
今日も暑い。

午前中、AMラジオで夏休み子ども科学電話相談を聴く。
この番組のすばらしさをどう表現したらいいのだろう。
今年も恐竜の小林先生、鳥の川上先生、そして円山動物園の小菅先生の掛け合いがサイコーだ。


午後、きものに着替えて町へ。
『ハン・ソロ スターウォーズ・ストーリー』をユナイテッドシネマで観る。
若き日のハン・ソロがどうやってソロになったか、
チューバッカとの出会いのいきさつを初めて知った、

しかしまあ、多くの人が言及しているだろうけど、
この映画ってモロ西部劇だよね。
はぐれ者の一匹狼たちがタッグを組んで、悪の集団を倒すというストーリー。
そして村人(この作品の場合は、魅力的なソバカス女性が率いる原住民集団)に感謝されつつ、
定住=抵抗運動への参加の誘いを断って、
またさすらいの旅へ…(なにしろ彼は「ソロ」だから。ま、横にチューバッカがいるけど、あれは犬のようなもの?)。


映画のあと、歩いてカトリックセンターへ。
「種子法で私たちの生活はどう変わる?」というテーマの集会。
農業新聞記者の安川氏のお話を聞く。
場所は北一条教会の東側にある建物の会議室。
壁にイコンが飾ってある。

2017年に十分な議論もないまま種子法がいきなり廃止されてから
ずっと気になっていた問題。
自分なりに『種子が消えればあなたも消える~共有か独占か』(西川芳昭/コモンズ)などの本を読んで調べていたけれど、
安川氏の話を聞いて、
これはモンサント社などの大企業が農民をフランチャイズ化し、社員化し、つまり奴隷にすることが目的なのだと腑に落ちた。
(種と肥料と農薬はセット販売され、農家はノルマを課され、作物を自由に売る権利も剥奪される)
とんでもない話。

地方自治体では独自の種子法制定の動きが始まっているそうだけれど…。
(今のところ新潟、兵庫、埼玉の3県で決定。北海道も4月の道議会で高橋知事が条例制定を明言したとか)

それにしても、今回あやうく成立が見送られた水道民営化といい、この種子法といい、
今の政府は国を丸ごとグローバル企業に売ろうとしているとしか思えない…。

地下鉄で帰宅。
夫が夕食を用意して待っていてくれた。
メルシ。

◆小千谷縮(ブルーブラック)
◆半幅帯(江戸型染。三橋工房)
◆帯締め(丸組。黒×白)


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私的メモ | 08:37:15 | コメント(2)
連帯のミンサー
8月11日
朝から雨。

沖縄で今日行われている新基地反対県民大会に連帯しておうち浴衣。
ミンサー帯は辺野古ブルー。

翁長氏のご冥福をお祈りします。


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俳句 | 13:57:45 | コメント(2)
絹の夏きものは持っていないから仕方ない
7月29日。
晴れ。
暑くなった。
風あり。

午前中のうちに荷造りして小樽から札幌に帰る。

午後、きものに着替えて町へ。
PMF(パシフィック・ミュージック・フィステバル)のGARAコンサートを聴くために
中島公園の中にあるkitaraを目指す。
夫が仕事の関係でもらってきた招待券……行ってみたらものすごくいい席でビビる。

特にクラシック音楽ファンではないけど、
コンサートホールkitaraの大ホールで音楽を聴くのは大好き。
本当に美しいホールだと思う。
席に座っているだけで気分がよくなる。

着ていくきものは直前まで迷いに迷ってポリの絽。
華やかさでいったら、手持ちの中で一番は雪の結晶の小千谷だけど、
kitaraで(しかもPMFのGARAコンサートに)麻はないかな…と思って絽にした。
もちろん絹の夏きものを着るのがいいに決まってるけど、
持っていないものはしょうがない。

しかーし、行ってみたらば会場には浴衣姿の人がちらほらいるじゃないですか!
小千谷では…と遠慮していた自分が馬鹿みたい。
浴衣を着た方のうち一人はなんと素足に下駄で(いや、恐れ入りました)。

もちろん高級夏きものをお召しの方もたくさんおられましたが…。

「GARAはお祭りなんだから、浴衣でもいいんじゃない」と夫が言う。
それもそうか。
そうだよね。

コンサートは6時ごろ終了。
ドビュッシーの舞曲がとてもよかった。

会場を出て、歩いて中島公園を抜け、ススキノをうろうろ。
このあたりは知ってる店が少ない。
結局、南3条通りまで出てコチニージョへ。

冷たい白ワイン(リアスバイシャス)を飲んで
ほっと一息つく。

◆ポリ絽(黒)
◆麻帯(雪の結晶の刺繍)
◆帯締め(道明。臙脂色の唐組)
◆帯揚げ(絽。鬱金色)




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幕間に泡の出るワインを。

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バーンスタインと私。

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酒場シリーズ☺

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私的メモ | 23:34:56 | コメント(4)
潮まつりで天使を見た日のきもの
7月28日。
カンカン照り。
山荘のロフトは暑い。
天井のファンを回す。

午前中、まだ涼しいうちに畑に出てじゃが芋の収穫作業。
今年は豊作だー。

さらに秋大根の種まきも済ませてしまう。
終わったら汗びっしょり。

夕方、浴衣に着替えて町へ。
潮まつりの「ねりこみ」を見物する。
ロータリークラブの梯団で踊っていた女の子(7、8歳?)があんまりすばらしくて、
しばらく追っかけてしまった。
日本舞踊でも習っているのだろうか、
重心の低さ(腰をちゃんと落としている)、手の角度、足の割り方などすべて完璧だし、
なにより踊る喜びにあふれた表情、
「踊ることが楽しくてたまらない!」と全身が語っていて…まるで天使のようだった。
よいものを見たわ。
(団扇もようの浴衣も可愛かった~)

お鮨を食べて、山荘に戻る。

◆浴衣(鳴海絞り。25年前、当時私らが住んでいた名古屋市鳴海町に遊びにきた義母があつらえてくれた思い出の1枚)
◆半幅帯(朱色の博多。義母の箪笥から)



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じゃがいも豊作☺


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潮まつり~。

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歓楽街花園の舞姫連とオレ。
プロはやはり髪型が完璧。

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私的メモ | 12:36:20 | コメント(4)
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